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はじめの会

自死遺族について

自死遺族とは、自殺後に残された遺族のことを言います。

自殺ではなく自死を用いることが多いです。

令和3年の日本の自殺者数は21007人。

3万人を越えていた時期と比べると減少傾向にありますが、数字だけを見ると非常に多く、先進国の中でも日本と韓国、ロシアが自殺率上位の国として位置しています。

直近10年だけを見ても、20万人以上の方が自殺されています。

その20万人の一人一人に家族や友人などがいたわけであり、遺されて悲しみや苦しみを感じている遺族は大勢います。



大切な人を亡くしたとき、当然の反応として悲しみが生じます。

通常はこの悲しみと向き合い、故人を偲び、語ることで死を少しずつ受け入れ、気持ちを整理し、人は回復していきます。

しかし、自死の場合は悲しみだけでなく、その他の様々な思いや感情の中で揺れ動き、苦しむ方もいます。(専門用語としては複雑性悲嘆と言います。)



自死遺族に生じる思いや感情(補足:自責の念と罪悪感を最初に持ってきました。)

自責の念 …あの時気づいていれば。声をかけていたら防げたのでは。私のせいで自殺してしまった。悔やんでも悔やみきれない。

罪悪感 …自分だけ生きていることが申し訳ない。趣味や楽しみを持つことはできない。自分だけ楽しむなんて、亡くなった人に申し訳ない。

疑問 …何で自殺したのか。遺書もなく理由がずっと分からない。教えてほしい。

否認 …自殺なんてしていない。受け入れられないし、認めない。認めたくない。

忘却 …当時のことは何も覚えていない。その時の記憶が飛んでいる。

他罰感 …○○のせいで自殺した。

安心・救済 …ほっとした。解放された。(未遂を繰り返していた場合、このような思いが片隅に出ることもあり、それに対して罪悪感を抱くこともあります。)

不安 …自分も自殺するのではないか。

希死念慮 …亡くなった人のもとへ行きたい。

怒り …勝手に死ぬなんて許せない。何で自殺を選んだのか。

羞恥 …周りに知られたくない。話したくない。人に話すと聞かれるので、外に出たくない。

周囲の偏見や差別に苦しむ



これらの感情がたくさん存在しているため、自死遺族は悲しみと向き合うまでに時間を要します。

たくさんの苦しみを抱えている自死遺族ですが、自死について語りにくい状況があり、一人でじっと耐えて我慢するという方が多いです。



じっと耐えて我慢し、時間が経過するのをただひたすら待つのも一つの対処法ですが、いつかは故人と向き合い、自死と向き合うことが必要です。



そんな自死遺族のために「はじめの会」はあります。



自死遺族のつどい「はじめの会」は、自死について安心して語ることのできる場です。



思っていることを何でも語っていいですし、溜め込んでいた感情を出してもらっても構いません。参加者は皆さん共通の思いを持っていますので、皆で受け止めます。

語りたくないときは聞いているだけでもいいです。他の方の話を聴くことで、自分だけではないと気付くこともあります。



ちょっと話してみたい、様子を見てみたいと思ったらどうぞご参加ください。

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